島に来ていきなりピンチにならないために万全の準備をおすすめします。
いよいよ夏会期がスタートした瀬戸内国際芸術祭は、島巡りとアートを同時に楽しむことができるイベントです。
しかし、都会の生活とは異なり、島での滞在にはいくつか注意点があります。私の実体験をもとに、気をつけるべきポイントをまとめてみました。
夏は暑さ対策を万全に

北は中国山地、南は四国山地に挟まれた瀬戸内海は6月の梅雨と9月の台風シーズンを除き雨が少なく、夏場はほとんど雨が降りません。
島によっては高低差もあり、歩いているとダラダラ汗が流れてきます。特に夏場はこまめに水分補給が必要です。
ATMがない!現金を多めに持っておく
瀬戸内国際芸術祭のサイトにも注意書きが出ていましたが、島にはATMがほとんどありません。比較的大きな小豆島でさえ、お金を下ろせるコンビニは数えるほどしかありません。
現金でしか払えない飲食店や宿泊施設も多いので、現金不足にはお気をつけください。
サル?イノシシ?野生動物に注意

これは私の体験談です。
小豆島の通りを歩いていたときのこと。通りすがりに「サルが山を降りてきてるから気をつけて」と話している声を聞きました。
自分の耳を疑いつつもしばらく歩いていましたが、ふと横を見ると、そこには本当に1匹のサルが!
道中にイノシシ注意の看板も見かけましたので、野生の生き物にはご注意を。
気付けば真っ暗!早めに宿泊先へ
これも体験談ですが、夕暮れ時に食事のできるところを探して歩き回っていると、いつの間にかあたりは真っ暗に。慌てて宿泊先へ向かいました。
電灯が少ない場所では日が暮れると真っ暗になります。人通りの少ない場所に泊まるのであれば、懐中電灯があると安心かもしれません。
フェリーの時間は要チェック
だいたい想像がつきますが、船に乗り遅れると悲惨なことになります。チケットを窓口で購入する場合はそのための時間も考慮し余裕を持って乗船しましょう。

それぞれの港にも見どころがあります。小豆島の池田港にはこんなカエル人魚もいますので、早めに港に着いたら港の周辺を歩いてみるのも楽しいです。