神戸⇔高松が片道¥1,990〜。深夜便もあって便利でお得なジャンボフェリーの乗り方を写真付きてご紹介。
神戸・小豆島・高松を結ぶジャンボフェリーとは?

ジャンボフェリーは、神戸⇔高松、神戸⇔小豆島、高松⇔小豆島の3つの区間で運行しているフェリーです。
神戸からは三ノ宮駅が最寄りの神戸三宮フェリーターミナルから乗船できます。
一部の連休などを除き、事前予約は必要ありません。乗船日当日にフェリーターミナルの窓口でチケットを購入できます。
運賃は神戸⇔高松が片道¥1,990〜となっており、大阪・兵庫方面から高松に行く方法としては最も安い移動手段です。
深夜、土休日の便は別途料金がかかりますが、それでも同区間のバスより割安です。
片道フェリー・片道バスの「瀬戸内クルーズ&バスセット」

さらにバスにもお得な運賃で乗れるのが、「瀬戸内クルーズ&バスセット」です。
このチケットを使えば、金曜夜にフェリーに乗船、土曜は1日遊んで、日曜は疲れないうちにバスで帰るという旅行プランも可能です。
チケットの購入方法は、まずバスを運行しているフットバスに電話し、「瀬戸内クルーズで」と伝えて座席を予約します。
その際、予約番号を教えてくれるのでメモしておきます。
あとは行きの出発日にフェリーかバスのカウンターでチケットを購入するだけです。バスに乗るときは先程の予約番号が必要になります。
神戸三ノ宮からフェリーターミナルまでの道案内
JR三ノ宮駅、阪神・阪急の三宮駅からフェリーターミナルまでは連絡バスかタクシーで約10分。タクシー料金は900円ほどです。MAP
徒歩の場合は以下のようなルートになります。だいたい30分くらいかかります。
まず、三ノ宮駅の南に出てから、神戸阪急と神戸マルイの間にある道、通称フラワーロードをずっと真っ直ぐ歩きます。
神戸市役所の高いビルを右に見ながら15分ほど歩くと、同じく右手に東遊園地が見えてきます。

夜の東遊園地はこんな感じで雰囲気があります。

さらに歩くと神戸税関の洋風の建物があります。ここを通り過ぎればフェリーターミナルのある第3突堤は目の前です。
1Fがチケットカウンター、2Fが待合室と乗り場

この建物が神戸三宮フェリーターミナルです。
1階の入り口のすぐ正面に乗船チケットを販売するカウンターがあります。
チケットを購入する際は、備え付けの乗船名簿に記入し、カウンターで乗船料を支払います。
深夜便の場合、チケットを購入できるのは夜11時からとなります。それまでの時間は販売スタッフがいません。

2階は待合室と乗船口になっており、ここで乗船時間が来るまで待ちます。
ジャンボフェリーでしか味わえない船旅の魅力
ジャンボフェリーの船内はちょっとラグジュアリーでオシャレな空間です。
深夜便だとお腹を満たすよりも何よりも寝たい! という方が多いと思いますが、船内のショップではうどんも販売しています。
そしてジャンボフェリーで忘れてはならないのが入港前に流れる音楽。
♪風が恋を運ぶ 海を遠く渡り〜 で始まる『二人を結ぶジャンボフェリー』は、聴く人をどこか懐かしい気持ちにさせるメロディーです。

高松入港を知らせる音楽で目を覚まして、眠い目をこすりながら潮風がびゅうびゅう吹くデッキに出ると、まだ薄暗い海に浮かぶいくつもの島々が目に飛び込んできます。
どこまでも続く海と空。ああ瀬戸内に来たな、と実感する瞬間です。これはフェリーに乗らなければ味わえない旅の喜びです。