オニだらけの女木島、ネコいっぱいの男木島

Ogijima LighthouseITINERARY
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瀬戸内海の島々でアイランドホッピングすると、その島だけのユニークな発見や出会いがたくさんあります。

 香川県の沖合には多くの島がありますが、そのなかでも女木島は高松からフェリーでたったの20分の距離です。別名「鬼ヶ島」とも呼ばれています。

 女木島の少し先にある男木島は、長い歴史を持つ男木島灯台があり、猫が多く住む「猫島」として知られています。

 今回は女木島、男木島を巡るアイランドホッピングの旅に出かけました。

  • バス
  • 関西方面からは高速バスでJR高松駅へ。所要3時間〜3時間半程度。
  • 徒歩
  • 高松港のフェリー乗り場、サンポート高松はJR高松駅のすぐ近くです。徒歩約10分。

サンポート高松

View of Sunport Takamatsu

 まずは高松港からフェリーに乗ります。アートで有名な直島や豊島行きのフェリーもここから出ています。

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  • めおん・めおん2
  • かわいい名前のフェリーに乗り約20分。女木島は高松のすぐ沖合にあります。

おに灯台・おにの館

Oni Lighthouse

 鬼の灯台に迎えられて女木島に到着。

 ちなみにおに灯台には防波堤を歩いて近くまで行くことができますが、海に落ちないようにご注意を。

Oni no Yakata

 フェリー乗り場の正面にある「おにの館」は女木島の観光案内所になっており、食堂やロッカーも利用できます。

 女木島は鬼ヶ島といわれるだけあって、道を歩くとこんなオニが多数います。まさにオニの楽園といったところでしょうか。

  • バス
  • おにの館の裏の停留所からバスに乗車。

鬼ヶ島大洞窟

Onigashima Cave

 バスでくねくねと蛇行した道を登り、鬼の本拠地である大洞窟に到着です。

 瀬戸内地方に伝わる桃太郎伝説に、後に発見されたこの洞窟が結びつけられ、鬼ヶ島大洞窟と呼ばれるようになりました。

 洞窟の入口から出口まで桃太郎のストーリーが展開されています。最後にはおなじみの桃太郎の物語とは異なる結末が。

  • バス
  • 洞窟から出てバスに乗り、山を下っておにの館に戻ります。
  • めおん・めおん2
  • おにの館の前からもう一度フェリーに乗船。男木島まで約20分。

男木島の魂

Ogijima’s Soul

 お次は男木島へ。運が良ければ島のあちこちで日向ぼっこをしている猫に出会えます。

 女木港には「おにの館」がありましたが、男木港にはフェリーの待合所として「男木島の魂」があります。

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 スペイン出身の現代彫刻家、ジャウメ・プレンサのデザインで、屋根から射し込んだ日光が地面に文字の影を落としていて、少し神秘的です。

  • 徒歩
  • 次の男木島灯台までは徒歩約30分と少し距離があります。男木島の魂から歩いて民家の間を抜け、草木が生い茂る道を進んだ先にありました。

男木島灯台

 男木島のハイライトはなんといっても男木島灯台です。

Trail to Ogijima Lighthouse

 男木港から灯台まではこんな感じの道を通るため、アクセスできるのは天気の良い日中限定となりますが、それでも一見の価値があります。

Ogijima Lighthouse

 石造りの灯台はどの角度から見ても美しく、それでいてたくましさも感じられます。

 男木島灯台が完成したのは100年以上前の1895年。それから今に至るまで、雨の日も風の日も、瀬戸内の海を見守ってきた灯台なのです。

Ogijima Lighthouse
  • 徒歩
  • 歩いて男木港に戻ります。
  • めおん・めおん2
  • フェリーに乗り、サンポート高松へ。
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