日帰りで大阪から金沢へ。金沢城、兼六園、金沢21世紀美術館を訪れる旅。
「小京都」と呼ばれることもある石川県金沢市。大阪から230キロも離れていますが、歴史遺産やミュージアムが多数ある魅力的な街です。伝統的な顔とモダンな顔をあわせ持つ金沢は、絶対に一度は訪れたい観光地です。
今回は実際に特急サンダーバードに乗って大阪から金沢まで旅をしてみました。サンダーバードの普通車自由席の片道運賃は7,130円で、金沢駅までは3時間半の長旅です。着いてからゆっくり観光できるように朝早めの電車に乗るのがおすすめ。予算やプランに応じて、サンダーバード以外にもバスや普通列車という手もあります。以下が人気の観光スポット4ヶ所を訪れる日帰り旅行プランです。
- 特急サンダーバード
- JR大阪駅もしくはJR新大阪駅から特急サンダーバードに乗車。金沢駅まで所要2時間50分。(自由席:7,130円、指定席:7,650円)
金沢駅

金沢駅も金沢の見どころの1つ。東口を出ると巨大なガラス張りの「もてなしドーム」と木製の門「鼓門」が出迎えてくれます。古典的な美と現代の感性とが同居したそのデザインは、金沢の街のシンボルでもあります。駅ビル内にはレストランやショッピングモールがあります。MAP
- バス
- 金沢駅東口から「城下まち金沢周遊バス」に乗車。1乗車大人200円ですが、お得な1日乗車券もあります。(大人:500円、子ども:250円)
- または
- 徒歩
- 自分で歩くなら金沢駅から金沢城まで所要約30分。
金沢城

金沢城は1580年に築城され、2008年には国指定史跡となりました。数世紀に渡り、金沢城は地震や火災により幾度も損傷を負ってきましたが、石川門、河北門、橋爪門が再建されています。春には桜が石垣を取り囲んで花開き、お花見スポットとしても人気です。MAP
- 徒歩
- 金沢城公園の石川門から徒歩数分。
兼六園

Photograph: Kanazawa City (写真提供:金沢市)
兼六園は金沢城の入り口の石川門と橋でつながっているため、ちょっと歩くだけで行くことができます。日本三大名園のうちの1つに数えられる兼六園は、四季を通じて美しい日本庭園です。園内には8千本以上の木と180種類もの植物が植えられています。MAP
- 徒歩
- 金沢21世紀美術館も徒歩圏内。金沢城と兼六園から約500メートルの距離にあります。
金沢21世紀美術館

Photograph: Kanazawa City (写真提供:金沢市)
最後に訪れるのは兼六園からも近い金沢21世紀美術館。ガラスの壁に囲まれ、上から見ると丸い形をしたこの美術館は2004年にオープン。屋内で行われる通常の展覧会だけでなく、野外にもいくつかの恒久展示作品があります。最も有名な作品はレアンドロ・エルリッヒの《スイミング・プール》です。
この美術館は若い方から年配の方まで楽しめます。展覧会のチケットは有料ですが、建物のみの入館は無料。展覧会の一般チケットはおおよそ1,000円です。主な休館日は月曜日と年末年始です。MAP
- バス
- 「広坂・21世紀美術館」停留所から乗車して「金沢駅東口」降車。そこから特急サンダーバードで大阪へ。
- または
- 徒歩
- 金沢駅まで所要約30分。特急サンダーバードで大阪へ。乗り遅れないようにご注意を!